はじめまして。
整体庵和芽の宮本玲也です!
この度、ホームページのリニューアルに伴いブログ投稿ができるようになりました!
初回は僕のことについて少しお話していこうと思います!
宮本玲也 爆誕
1999年1月15日 茨城県にて誕生いたしました!

その後すくすくと育った宮本少年は、9歳の時に大阪へ引っ越します。
中学で陸上競技に出会い、長距離ランナーとしてアスリート人生がスタート。
ですが、ケガばかりで思うように練習ができないことに悩まされます。
中学では目立った成績を残せず、高校進学後は競歩も専攻し始め、
長距離ランナー 兼 競歩の選手として日々練習に打ち込みました。
中学でのケガ続きを乗り越え、高校ではみるみる成績を上げていき
高校3年生の2月。晴れて全日本ジュニア選抜競歩大会に出場し、僕の陸上人生は幕を閉じました。

トレーナーの道へ
中学で陸上に出会ってからの6年間、陸上を中心に回っていた僕の世界は一変し
完全に燃え尽きた日々を送りますが、やはり陸上に携わる仕事をしたい思いに駆られ
『柔道整復師』という国家資格を取るべく専門学校へ入学を決めます。
卒業後はオリンピック競歩のトレーナーになるべく勉強の日々。
学校が終われば近くの整骨院で修行をし、
整骨院の出勤が無い日には学生トレーナーとして選手のサポートをしていました。
そんな日々が2年ほど続き、専門学校3年生になった宮本少年。
ここで人生の転機が訪れます。
”自分がやりたい事はトレーナーじゃない”
学生トレーナーとして活動していく中で感じた違和感。
それは、自分が本当にやりたいことはトレーナーじゃないという想いでした。
もちろん選手をサポートすることへの喜びはとても大きい反面、
その仕事に全くワクワクしなくなってしまったのです。
トレーナーになる夢を失い、柔道整復師の資格を取得する目的も同時に失った宮本少年。
残された道は、
柔道整復師になりマッサージ師のような整骨院の先生になるか、
学校を辞めて一般企業に就職するか。
その2択でした。
『マッサージ師になりたいわけじゃない。』
当時の僕は、整骨院なんてマッサージみたいな施術で揉みほぐしをしているだけの人
という認識が強く、その世界に入っていくくらいなら資格を取る意味はないと考えていました。
そして、専門3年生の7月ごろ。
僕は学校を辞めることを決意します。
人生最大の転機
専門学校を辞めることを決意し、『今日の授業だけ受けたら先生に辞めることを伝えに行こう』
そう思いながら学校へ行ったある日。
その日は、3年間で1回しか来ない特別講師の先生が授業をしてくださる日でした。
その先生は、とても緩い雰囲気で自己紹介を済ませた後
『1回誰か教室の真ん中に立ってみて』といい、実演授業が始まりました。
クラスの女の子が1人真ん中に立ちます。
その先生は、その女の子をみながら『あ~…』と呟く。
何が始まるのか分からない僕たちは、ただただその光景を見ていました。
『昨日、彼氏とケンカした?』
突然、その先生から発せられたその言葉に
女の子は驚きつつも『しました…!』と答える。
『そうやんなぁ。でも、まだ言いたい事言えてなくてモヤモヤしてない?』
ただ立っているだけの、その姿をみただけでそこまで分かるのかと教室がどよめく中
女の子は小さく『はい。』と言って、泣き出してしまいました。
教室中は気持ち悪いとドン引きの空気。
そんな中、僕はひとりで興奮しまくっていました。
そして、その先生は続けてこう言います。
みんなはこの学校で、カラダの事や治し方を習ってると思うけど、
僕は人をみる大切さを伝えたかった。ただ立ってる姿勢からでもこれだけ多くの事が読み取れるし、
そうやって読み取ることで色んな症状の原因もみえてくると僕は思っています。
その言葉に僕は、”こんな人になりたい”と強く感じ、
『学校を辞めます』と言いに行くつもりで登校したはずの日に、
気付けば『弟子にしてください』とその先生に言いに行っていました。
柔道整復師として臨床へ
その後、必死に勉強をするのですが
学ぶ意欲が無くなっていたこれまでの代償は大きく、僕の成績は90人中89位にまで落ちていました。
それでも、あの先生みたいな整体師になりたい。
その一心で必死に勉強し、晴れて柔道整復師の国家試験を突破します。
その後、自律神経専門整体・アトピー整体を強みとしている整体院に就職し修行。
何故あの時の先生のところで就職しなかったのかと言うと、
『弟子にしてください!』の返答が、『おれ弟子取ってないねんごめんな』だったからです(笑)
2年間の修行期間を経て、2022年1月11日。
晴れて自分のお店『整体庵和芽』を開業します。

次の1月で早くも開業4周年を迎え、業界歴は9年目を迎えています。
あの先生のように、今僕が教室の真ん中に立つ女の子の姿勢をみて
彼氏とケンカしたことが読み取れるのかは分かりませんが、
今も変わらずあの先生に憧れ、人をみる大切さを忘れず、日々整体をしています。
最後に…
そんな僕の整体師人生ですが、まだまだ発展途上です。
とはいえ、大事にしている信念が。自分のど真ん中に置いている整体師としての想いがあるので
最後にそこをお話して、このブログを終わろうと思います。
整体や治療と言うと、みんな、
〇〇療法だとか、一発で治せるゴッドハンドだとか、新薬だとか、そんなことで争ってますが
そんなことは本来どうでもいいと思っていて
医療とは、人を自由にするものだと思うんです。
人類で一番最初に『治療』なるものをした人は、なぜそれをしたのか?
神に祈ったのかもしれない。その辺の草を食べさせてみたのかもしれない。
背中をさすっただけかもしれないし、ただ抱きしめただけかもしれない。
何をしたかは分からないけど、でも、僕はこう思います。
大切な人に笑っていてほしかった。
苦しむその人をどうやったら助けられるだろうって、
どうしたらこの人ともっと一緒に生きられるだろうって。
そうやって、大切な人を想う心から
効果があるかないか分からないけど、思いつくことを片っ端からやってみたんだと思うんです。
治療のはじまりは、きっと、大切な人を想う心だったんじゃないかと思うんです。
だから、大切な人を想って。来てくださる患者さまのことを真剣に想って。
何ができるかって考え続ける整体師でありたいと思っています。
そこから治療は始まるんだと思っています。
そんな想いで、整体をやっている男です。
これから、このブログでは症例やカラダの事など色んな情報をお伝えしていきますので
是非是非お楽しみに!!
また、こんなテーマで書いてほしい!などご要望がございましたらお気軽にお申し付けくださいね!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!!
整体庵和芽 宮本玲也